不登校対応 5
■不登校の子供と口論してしまう親
こんにちは(こんばんは、かな…)
木村です。
今日は、不登校の子供と口論してしまうことについて
悩んでいるご両親へ向けて、
いろいろと書きたいと思います。
子供が学校に行かない
↓
心配
↓
つい、余計な一言を言ってしまう
↓
子供と口論になる
↓
自己嫌悪におちいる
子供が不登校の場合、こういった経験をされている
ご両親は多いことと思います。
私も経験があります。(私の場合、子供の側ですが…)
親の一言に不安をあおられて、その不安を
なんとかして消失させたいから必死に親に反論する。
その結果、とんでもない口論になり、
親も私も疲れ果てる…。
そういった経験を何度もしました。
このような場合、
1つ知っておいていただきたいことがあります。
まず、第一に、
「親子間のコミュニケーションの問題としてとらえない」
ということです。
親と子の間にコミュニケーションの問題があると
早合点しないでください。
実際、問題はありません。
(コミュニケーションを取れている時点で
問題ありませんから…)
あえて問題視するとすれば、
親と子それぞれの内面的コミュニケーションに
問題があります。
親も子も、自分自身とのコミュニケーションが
上手くいっていないから望まない口論を生んでいる
と言えるのです。
だって、そうでしょう?
自分自身と上手く対話できる人は、
他人とも上手く対話できます。
「○○と言われると△△と感じるのでは?」
と自分自身と対話できていれば、
他人に向けて発する言葉を適切に選ぶことができる
ので、余計な衝突を回避できるのです。
ですから、親子間で口論となってしまう場合、
まずは、自分自身とのコミュニケーションが
上手くいっているか、振り返ってみましょう。
次に、口論することを否定的にとらえないでください。
口論できるということは、非常に喜ばしいことです。
口論するためには、けっこうエネルギーを要します。
頭も使いますので、賢くなければ口論はできません。
そういう意味で、口論できるということは、
エネルギーが高くて賢い証拠なのです。
親も子もエネルギーが高くて賢い。
こんなに喜ばしいことは、
なかなか無いと思いませんか?
不登校の子供と口論してしまうことについて
悩む必要はありません。
むしろ、喜ばしいことだらけであることに
気づいてください。
木村優一
■世界は1つだけど、1つじゃない
最近、ある人から教わったことです。
「世界は1つだけど、1つじゃない」
一瞬、意味不明でした。
でも、よくよく聞いてみると、
その意味は実にシンプルで簡単でした。
「世界で起きている事実は1つ。
でも、その事実の見方によって、
無数の世界が生まれるんだ」
「たとえば、ここにバナナがある。
“バナナがある”という事実は1つだよね。
でも、このバナナを見て『おいしそう』と感じる人も
いれば、『色が変だな』と思う人もいる。
バナナを食べる習慣が無い国の人が見たら
「なんだ、これは?」と感じる。
つまり、世界で起きている事実(バナナがある)は
1つでも、見方が人によって違うために、
「おいしそうなバナナがある」という世界や
「色が変なバナナがある」という世界や、
「謎の物体がある」という世界が生まれるんだ。
だから、世界は1つだけど、1つじゃないんだ」
事実は1つ。
でも、その事実の見方は無数にある。
そして、その見方は自分で選べる。
それは、不登校にも当てはまります。
「子供が不登校」という事実は1つ。
でも、その事実の見方は無数にあります。
「子供が不登校でつらい」という見方もあれば、
「不登校の子供は強い」という見方もあります。
どの見方を選ぶか。
それは、自由自在です。
木村優一
■感情の大爆発…を防ぐために
突然ですが、これを読んでいるあなたに質問です。
Q.あなたは、感情とうまく付きあっていますか?
感情に振りまわされていませんか?
この質問にあなたがどう答えたかは、
私には分かりません。
でも、きっと多くの人が、
感情に振りまわされているのではないでしょうか。
実は、感情とうまく付きあう方法は簡単です。
ポイントは3つ。
1 「感情はヒントだ」と考える習慣をつける
2 攻撃的感情はコントロール可能なものだと知る
3 攻撃的でない感情は味わいつくす
1については、少し説明が必要かもしれません。
感情が湧いてきた場合、
たいてい何かを学ぶタイミングです。
その学びのヒントとして感情が湧いてきているのです。
たとえば、怒りを感じた場合、
「相手の攻撃に反撃する必要性」を考えているのかも
しれません。
そのような思考が怒りの裏側にある人は、
たいていケンカしながら生きています。
攻撃には反撃するしかないと考えている人は、
まわりを傷つけ、まわりに傷つけられ、
生きているものだからです。
つまり、“怒り”の原因が“反撃欲求”だとしたら、
「反撃をやめて平和を生きる」ことを学ぶためのヒント
として怒りを感じているのです。
2と3に関しては、
なんとなく分かる方が多いのではないでしょうか。
(また機会があったら、詳しく説明したいと思います。)
不登校のお子様をお持ちのご両親は、
感情的になることが多いと思います。
でも、その感情が攻撃的な場合、
その攻撃性は自分自身で生み出していることに
気づいてください。
怒りは湧いてくるものですが、
消すこともできるものです。
「怒りを我慢しろと言うのですか?」
と聞く人もいますが、
我慢以外にもたくさん方法があることに
気づいてください。
反対に、
攻撃的でない感情は味わいつくすといいでしょう。
「悲しい…」とか「嬉しい!」といったような
感情が湧いてきたら、その感情を否定せずに、
とことん悲しんだり、
とことん嬉しがったりしてみてください。
木村優一