不登校対応 6
■言葉に出さないことを感じ取れますか?
これは不登校の子供に限りませんが、
子供と接するときには、
“言葉に出さないことを感じ取る力”が大切です。
普通に考えると、当然ですよね。
通常、子供は大人よりボキャブラリーが少ないので、
言葉で表現したくてもできないことが多いはずです。
そう考えると、子供には、
“言葉に出さないことを感じ取ってもらう力”が
必要だと分かります。
ですから、親が、“言葉に出さないことを感じ取る力”を
身につけておかないと、子供とのコミュニケーションが
浅いものとなってしまいます。
場合によっては、親も子供も混乱します。
“言葉に出さないことを感じ取る力”を身につけるために、
「子供と同じ気持ちになりながら、
子供の気持ちを客観的に見る」
という習慣をつけましょう。
文章にすると、
矛盾しているように感じるかもしれませんが、
「子供と同じ気持ちになりながら、
子供の気持ちを客観的に見る」
という感覚は、一度体感すると、よく分かります。
初めのうちは、上手くできないかもしれませんが、
根気強くトライして、少しずつ上達していきましょう。
そうすることで、
子供とのコミュニケーションが良好となります。
木村優一
■禁止で、拍車がかかる
破壊的衝動が高まっている時、
「~してはいけない」と禁止すると、
「~してやる」という方向に拍車がかかります。
例えば、
「肺がんになって死んでもいいや」と思っている人に、
「タバコを吸っちゃダメ!」と禁止令を出すと、
「俺の好きにさせてくれ!放っといてくれ!」
と、タバコを吸う方向に拍車がかかります。
不登校も例外ではありません。
「このまま不登校つづけて、卒業できなくてもいいや」
と破壊的衝動が高まっている時に、
「不登校はダメ!」と禁止令を出すと、
不登校を続ける方向に拍車がかかります。
破壊的衝動が高まっている時、
「~してはいけない」と禁止すると、
「~してやる」という方向に拍車がかかる。
このことは、不登校の子供と接する時に、
特に頭に入れておいていただきたいことです。
木村優一